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ベンチャーキャピタルのジェネシア・ベンチャーズ、PRI署名を実施

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PRI署名とESG投資方針の策定により、ESGを考慮した投資及び支援活動の強化へ始動

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(代表取締役:田島 聡一、本社:東京都港区)は、2021年12月21日付けでPRI(責任投資原則)への署名を実施したことをお知らせいたします。
また、これに合わせてESG投資方針を策定し、支援先スタートアップの長期的かつ持続的な企業価値の向上と社会課題の解決を通じて、私たちのビジョンである「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会」の実現を目指してまいります。

署名の経緯

これまでも私たちは、あるべき世界・あるべき未来の実現に向かって、様々なステークホルダーと共創しながら、グローバルかつ持続可能な産業創造プラットフォームになることを目指して活動してまいりました。そのような価値観・マインドを軸に持ち、 ベンチャーキャピタルとしての役割を果たそうとしてきた私たちにとって、PRIの理念や原則との親和性は極めて高く、ESGを考慮した責任ある投資行動を行うことは必然のことでもありました。 そこで、改めて私たちが持つ共通の想いをカタチにし、具体的なアクションや手続きとしてESGの要素を組み込み、また今後そのような活動を一層発展させていくためにも、ESGが私たちにとって重要な経営課題であることを宣言するため、今回PRIに署名するという経営判断に至りました。

PRIについて

https://www.unpri.org/

PRI(責任投資原則)は、ESG課題に対する機関投資家の意識を高める目的で、2006年に当時の国連事務総長 コフィ・アナン氏が金融業界に対して提唱したイニシアティブです。その後、リーマンショックという金融危機を招いた短期指向 への反省として、長期的な視点の重要性が改めて認識される中、PRI の署名機関数は着実に増加しており、2021年12月28日現在、世界では4,666社、日本では101社が署名しています。日本では、世界最大の機関投資家であ る年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)をはじめとして、多くのアセットオーナーや運用機関が署名しております。

ESG投資方針

https://www.genesiaventures.com/esg-policy/

  1. スタートアップ企業に対して投資検討を行う場合や、投資後の保有期間中における事業支援活動を行う場合など、 全ての投資段階における分析評価と意思決定のプロセスにESGの要素を考慮します。
  2. 環境コンプライアンスを遵守し、温室効果ガスの排出等がもたらす気候変動リスク、生態系や生物多様性の維持、産 業廃棄物や有害物質の管理及びリサイクル、大気・土壌・水質汚染への影響、騒音・振動・悪臭など生活環境への影響等に配慮します。
  3. 労働条件や労働安全衛生に関連する法規制を遵守し、人権と多様性を尊重する健康的な労働環境を提供し、従業員や取引先との良好な関係構築に努めます。
  4. 個人情報保護や情報セキュリティ対策、品質管理や製品コンプライアンスの徹底に努めます。
  5. 企業倫理や従業員コンプライアンスの遵守、贈収賄及び腐敗行為の防止、不正リスク管理体制の構築、経営の透明性の確保、反社会的勢力の排除、アンチマネーロンダリングの徹底に努めます。
  6. ESGにかかる重大なリスクと機会を特定し、経営者との日常的かつ能動的なエンゲージメントを通じて、リスクの軽減と改善及び新たな事業機会の創出を図るとともに、適切な議決権行使を通じて、企業の積極的なESG対応を促します。
  7. ESGの重要課題に関する経営者との認識共有及びエンゲージメントによる変化を継続的にモニタリングし、施策実施 時の伴走及び改善提案を行うとともに、ファンド出資者に対してタイムリーな情報提供を行います。
  8. 経営者・従業員・顧客・取引先・債権者・株主・行政・地域社会など様々なステークホルダーの間で生じ得る潜在的 な利益相反に関して、各ステークホルダーの立場や考え方を十分に理解し、利害の一致が図られるよう最大限努力します。
  9. 支援先企業及び自社の役職員に対して、ESGに関する勉強会の開催等を通じた学びの場を設けるほか、業界全体におけるESGの普及・推進につながる啓蒙活動を行います。

担当者のコメント 

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ Partner/Chief ESG Officer 河合 将文
昨今の気候変動リスクに対する危機意識の高まりや脱炭素社会の実現に向けた 動きの加速、サプライチェーンを含めた人権問題への対応の強化、さらにはコロナ禍がもたらした消費者意識の変化などを受けて、いまやESGを考慮することは全ての経営者および投資家にとって不可欠な時代であり、また不可逆な流れとなっていま す。 このような時代の大きな変化に直面して、ESG対応への積極的な支援を行うことが、 これからのスタートアップ企業の長期的な価値向上には欠かせない要素であると考えています。また、起業家に対する支援と同時に、私たち自身がESG経営に真摯に取り組み、より成熟した投資会社となることで、ファンド出資者からの期待にも高いレベルで応えていきたいと考えています。 PRI署名やESG投資方針の策定は、私たちにとってスタート地点に過ぎず、ESGの理念を如何に私たちの投資戦略や日々の支援活動にしっかりと組み込んでいけるのか、スタートアップ企業の成長に繋がる実効性のある取り組みとして統合できるのかを重視しており、今後も継続的に具体化と改善を積み重ねて行く予定です。

▼詳しい経緯、今後の取り組みなどについてはこちら
https://note.com/masafumi_kawai/n/n31ce5a424b18

ジェネシア・ベンチャーズについて

ジェネシア・ベンチャーズは、「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」というビジョンを掲げ、シード・アーリース テージのスタートアップへ投資とバリューアップ支援を行う、独立系のベンチャーキャピタルです。 ジェネシア・ベンチャーズの「Genesia(ジェネシア)」は、起源や創生の意味を持つ“Genesis(ジェネシス)”に“Asia (アジア)”を掛け合わせた造語で、「アジアの創生を担うベンチャーキャピタルでありたい」という私たちの思いを表現しています。 東京・ジャカルタ・ホーチミンの 3 拠点を構え、アジア全域において、スタートアップ、事業会社、投資家、政府、自治体、非営利団体など、社会を形成するすべてのステークホルダーとともに、持続可能かつ大きな産業創造に挑むプラットフォームの 構築を目指しています。

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