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GCAテクノベーションとの共催ウェビナー「DX加速に向けて~スタートアップとの共創思考」を開催いたしました

EVENT

2021年1月29日にスタートアップの資金調達やM&Aを支援するGCAテクノベーション社と、共催ウェビナーを開催いたしました。

今回のテーマは「DX加速に向けて~スタートアップとの共創思考」。前半部分では大企業がスタートアップとのオープンイノベーションを実現する際に求められる考え方について、田島がベンチャーキャピタリストの視点からご紹介させていただきました。

世界で起こっている変化

ジェネシア・ベンチャーズでは、社会の大きな変化の方向性を強く意識して投資判断を行っています。個別の事象や短期的な流行りを追うのではなく、長期的に大きなうねりとなる変化は何か。その変化の方向性に抗うのではなく、柔軟に進化し続けられるプレイヤーのみが生き残ると考えています。

大企業とスタートアップの共創の実現に向けて

オープンイノベーションを成功させるためのエッセンスとして欠かせないのが、大企業のビジョンです。オープンイノベーションはあくまでも手段であり、本質的なゴールはビジョンの実現。ビジョンの実現への道のりとして自社での内製、M&A、オープンイノベーション(スタートアップとの共創)といった選択肢があります。

また、ビジョンは組織全体に浸透し、全員で体現するものであると私たちは考えています。トップダウンやボトムアップでオープンイノベーションに取り組むのではなく、One Teamとしてコミットメントを示し、同じビジョンに向かってスピーディに進む。その先に大きな山を登り切る優秀な起業家との共創があるのではないでしょうか。

スタートアップのDue Diligence

では実際にスタートアップと連携をする際に、どのようにDue Diligenceを行えばよいのか。
ジェネシア・ベンチャーズでは以下3点を主軸に考えています。

①マーケットの有望性: マーケットの大きさに加え、大きな時代の変化に沿っているのかや、既存プレイヤーの状況(混み具合や強さ)の見極め
②チームの強さ:起業家の欲求の源は何なのか、継続的に成長する組織を創れる起業家か
③戦略の優位性:本質的な課題を解決する戦略が描けるか、持続的な参入障壁を築けるか

パネルディスカッション

後半では、GCAテクノベーション代表の久保田氏と共に、下記のトピックについてパネルディスカッションを行いました。

・株式市場の大企業に対する評価の変化
・BeforeコロナとAfterコロナにおけるM&Aマーケットの変化
・うまく買収を決め、成果に繋げられる大企業と決められない大企業の違い

質疑応答では、オープンイノベーションやM&Aに関する実践的な取り組みや、大企業内で実際に直面する問題についてのご質問をいただきました。

最後に

ジェネシア・ベンチャーズでは今後もオープンイノベーションに積極的に取り組む、あるいは取り組みを始めたいと考えている企業向けのイベントを開催する予定です。

イベント情報やジェネシア・ベンチャーズの取り組みについてのご案内をご希望される方は、本ページの下部にあるフォームよりメールアドレスをご登録ください。最新の情報をメールでお届けいたします。(月に1-2回程度)

また、ジェネシア・ベンチャーズでは大企業の皆さまへのメッセージをこちらのページにまとめています。宜しければこちらも併せてご覧ください。

オープンイノベーションやスタートアップとの共創について、カジュアルに情報交換をしたい、といったご依頼もお待ちしております!問い合わせフォームよりご連絡いただければ幸いです。

(文責:吉田 実希)

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