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ESG情報開示支援クラウド『SmartESG』を提供するシェルパ・アンド・カンパニーに追加出資

INVESTMENT

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(代表取締役:田島 聡一、本社:東京都港区)は、同社が運用するGenesia Venture Fund 2号(以下、GV-2)より、ESG情報開示支援クラウド『SmartESG』を開発・提供するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社(代表取締役CEO:杉本 淳、本社:東京都品川区)に追加出資したことをお知らせいたします。

同ラウンドの出資者は、グローバル・ブレイン、グローバル・ブレインが運営する農林中金イノベーション投資事業有限責任組合、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタルです。

ESG情報開示支援クラウド『SmartESG』について

『SmartESG』は、社内のESGデータを一元化し、企業のサステナビリティ活動の分析と改善を可能にするクラウドサービスです。『SmartESGワークフロー』により外部評価機関や取引先から寄せられる情報開示依頼やアンケート回答作業を大幅に効率化し、社内に点在するESGデータを『SmartESGデータベース』に集約します。また、集約したESGデータを『SmartESGマトリクス』により、各評価機関・開示基準が求めるESG主要項目毎にマッピングし、共通度合いや重要度を明らかにした上で、 『SmartESGスコアリング』によりベンチマーク企業の独自スコアリングと開示ベストプラクティスの特定を行うことで、導入企業様の市場からのESG評価の向上を促します。

https://smartesg.jp/

資金調達の背景

シェルパ・アンド・カンパニーは、2022年5月にESG情報開示支援クラウド『SmartESG』の提供を開始、およびシードラウンドで6,000万円の資金調達を実施して以降、日本におけるESG情報開示支援クラウドのフロントランナーとして事業を拡大してまいりました。同年11月の正式版リリース以降、導入企業の時価総額合計は約15兆円を超え、急激な成長を続けています。

その中で得た確かな市場ニーズの取り込みと新たな挑戦を行うべく、本ラウンドにおいて総額2.6億円を調達いたしました。今回調達した資金の主な用途は、下記となります。

  • 幹部候補、マネージャー候補、セールス、エンジニアを中心とした職種での人材採用:セールス、カスタマーサクセス職を中心に2023年末までに20名超の人員強化を見据えています。
  • より高度なESGデータ収集・集計を実現する機能やESG情報を分析する新機能への技術投資:開発チームを強化し、人事系のデータなどこれまで収集が難しかったESGデータをバウンダリ毎に集計する機能や、ESG情報の分析を可能にするダッシュボードの開発を通じて、上場企業のサステナビリティ部門に留まらない全社ベースでの利用や日本法人の海外支社、現地法人における活用を目指します。
  • ESG AI Laboの立ち上げ:中長期的なR&D強化の一環として、『SmartESG AI Labo』を立ち上げます。より専門性・技術力の高いAIエンジニアやESGコンサルタントが集うAIラボで、AI・機械学習をベースとしたより高度な技術開発を行い、その中で得たESGインサイトをSmartESGを通じて提供して参ります。

出資について

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ Partner/Chief Sustainability Officer 河合 将文

ESG経営は企業の必須課題となり、資本市場だけでなく取引市場や労働市場からの要請も一層強くなっています。このような要請に応えるには、組織内外に蓄積された非財務情報を正確かつ網羅的に収集開示し、それらを分析して高度化を図るための仕組みが不可欠です。『SmartESG』は、情報収集及び開示のデータベース機能や、ベストプラクティスを分析提案するAIベンチマーク機能を備えており、ESG経営を支えるプラットフォームへと進化しています。

▼対談記事

シェルパ・アンド・カンパニー 会社概要

会社名 :シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
WEB  :コーポレートサイト:https://cierpa.co.jp/ サービスサイト:https://smartesg.jp/
設立日 :2019年9月
所在地 :東京都品川区南大井6-4-22 東京ネオンビル2階
代表者 :代表取締役CEO 杉本 淳
事業 :ESG情報開示支援クラウド『SmartESG』の開発・提供、ESG・サステナビリティ特化メディア『ESG Journal Japan』の運営

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