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ESG経営推進クラウド「SmartESG」を提供する、シェルパ・アンド・カンパニーのシードラウンドにおいてリード出資

INVESTMENT

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(代表取締役:田島 聡一、本社:東京都港区)は、同社が運用するGenesia Venture Fund 3号(以下、GV-3)より、ESG経営推進クラウド「SmartESG」を提供する、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社(代表取締役CEO:杉本 淳、本社:東京都品川区、以下シェルパ)のシードラウンドにおいてリード出資したことをお知らせいたします。

ESG情報開示の現状

東証の市場再編やCG(コーポレートガバナンス)コード改訂に伴い、企業が主要なステークホルダーにESG情報を開示し、経済的・社会的価値を統合・実証するという流れは一層加速しています。一方、市場やステークホルダーの開示要求が複雑化・高度化する中で、開示する企業側は膨大なESG情報を整理・開示する必要に迫られており、その過程においてデータの属人的な管理やサイロ化した組織内でのコミュニケーション不足といった課題が浮き彫りになっています。

SmartESGについて

こうした状況の中、2022年5月よりβ版提供を開始する「SmartESG」は、ESG情報をクラウド上に一元化し、部署間の情報共有・ワークフローの最適化やスコアの分析・改善を可能にすることで、企業のESG情報開示や経営管理プロセスにおける様々な課題を解決し、より高度なESG経営の推進を実現します。

SmartESGの特徴

1.独自ESGデータベースの構築
様々なESGデータ・アンケートを一元管理するデータベースを構築。自社の過去開示や定量KPIといった必要なデータに瞬時にアクセスし、情報開示・回答プロセスを効率化

2.ESGデータ収集・ワークフローの最適化
あらゆる部署・拠点(バウンダリ)をまたいだデータ収集・情報共有を実現し、その過程におけるワークフローも最適化

3.ESG評価の向上を支援するAIベンチマーク分析
ベンチマーク企業・業界のESGデータをAIが収集し、自社との差分を分析。スコアの改善やESG経営の推進に必要なネクストステップを明らかに製品についてのお問い合わせは下記サイトよりご連絡ください。

https://smartesg.jp/

資金調達の目的と今後の展開

市場再編やコーポレート・ガバナンスコード(以下CGコード)の改訂に伴い、サステナビリティ・ESG経営の推進が企業の新たな課題となるなか、シェルパはESGデータの一元管理や市場からのESG評価の向上に焦点を当てた国内初のESG経営推進クラウド「SmartESG」のβ版をリリースします。また「SmartESG」のさらなる開発強化のために、今回調達した資金を活用いたします。
今後は、数ヶ月内のSmartESG正式版のリリースを目指し、現在β版の導入が決まっている企業様のフィードバックを反映しながら、AIベンチマーク分析・ダッシュボード機能の強化や取り込み可能なデータ属性の拡充を行ってまいります。

出資について

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ Partner/Chief Sustainability Officer 河合将文
ESG経営という重要な戦略課題を推進するためには、社内に蓄積されたESG情報を正確に把握・分析し、効果的な施策と改善を行うことが求められています。一方、これらの情報は様々な部署に散在しており、様式も不統一であることから、情報収集さえも一筋縄では行かないのが実態です。「SmartESG」は、収集・開示・分析という一連のプロセスを滑らかにすることで、企業によるESG経営の高度化を支える強力な基盤になると期待しています。

シェルパ・アンド・カンパニー 会社概要

会社名 :シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
コーポレートサイト:https://cierpa.co.jp/
サービスサイト  :https://smartesg.jp/
設立日 :2019年9月
所在地 :東京都品川区南大井6-4-22 東京ネオンビル2階
代表者 :代表取締役CEO 杉本 淳
事業内容:ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」の開発・提供、ESG・サステナビリティ特化メディア「ESG Journal Japan」の運営

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