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ベトナムで飲食店や小売店向けのB2Bオンラインマーケットプレイスを運営するKAMEREOのシリーズAラウンドにおいて追加出資

INVESTMENT

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(代表取締役:田島 聡一、本社:東京都港区)は、同社が運用するGenesia Venture Fund 2号(以下、GV-2)より、ベトナムで飲食店や小売店向けのBtoBオンラインマーケットプレイス「KAMEREO」を運営するKAMEREO INTERNATIONAL PTE. LTD.(代表取締役:田中 卓、本社:シンガポール)のシリーズAラウンドにおいて追加出資したことをお知らせいたします。
同ラウンドの出資者は、CPF Group(代表取締役: Prasit Boondoungprasert、本社: タイ)、Quest Venture(代表取締役: James Tan、本社: シンガポール)です。

KAMEREOについて

KAMEREOは、ベトナムのホーチミン市を拠点にベトナム初の飲食店及び小売店向けのB2Bオンラインマーケットプレイスを運営しています。
現在のベトナムには日本の農協のような仕組みが存在せず、生産者から飲食店・小売店までのフードサプライチェーンに複数の仲介業者が介在する非効率な多層構造となっています。また、ベトナムの飲食事業者の99%は中小事業者であるため、多くの事業者が効率的な購買活動ができていません。
同社はテクノロジーと自社物流網の活用により、生産者と飲食店・小売店を繋ぐプラットフォームを構築することで課題解決に取り組んでいます。数百もの飲食店及び小売店からの購買需要を集約し、農家や生産者から直接購買する事で、より安価で安定した品質の商品提供を可能にしています。「Redefine the Food Business」という創業当初からのビジョンのもと、煩雑な数多くのサプライヤーとのやり取りを無くし、シェフや経営者の方が料理や接客など、よりクリエイティブな仕事に集中できるよう飲食・小売店向けワンストップ購買プラットフォームの構築を目指してまいります。

ベトナムの飲食・小売市場について

KAMEREOが事業を展開するベトナムの飲食・小売市場は、経済成長に伴う中間層[*1]人口の増大により急速に成長しています。スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの近代小売[*2]市場規模は2025年に$20B(約2.2兆円)に達すると予測されています。
[参考] Seizing the fast-growing retail opportunity in Vietnam|Mckinsey&Company)
https://www.mckinsey.com/~/media/McKinsey/Industries/Retail/Our%20Insights/How%20companies%20can%20seize%20opportunity%20in%20Vietnams%20growing%20retail%20market/Seizing-the-fast-growing-retail-opportunity-in-Vietnam.pdf


また、そもそもベトナムでは内食よりも外食文化が強い傾向があり、ベトナムのレストラン市場規模は2024年に$65.03B(約7.2兆円)、年間成長率は13%と予測されています。
[参考] ベトナムのフードサービス市場:成長性、動向、予測 2019-2024年|Modor Intelligence
https://www.dri.co.jp/auto/report/mordor/mdi66440.html


同社は、これらの市場のサプライチェーンの効率化、そして飲食店や小売店の業務効率化による業界の革新を目指しています。

[*1]中間層:1家計あたりの年間可処分所得が5,000ドル超35,000ドル以下の層(経済産業省「通商白書(2009)」)
[*2]近代小売:スーパーやコンビニなどのチェーン型や大型の現代的な小売の総称で、昔ながらの家族経営型の小さな小売店などの伝統小売(トラディショナルリテール)と対をなす言葉(東南アジア小売流通の今後|企業家倶楽部)

調達資金の用途

今回の資金調達により、営業チームの強化、プロダクトの機能拡充、商品数の拡充、倉庫ネットワークの拡大、(ホーチミンから)ハノイへの進出に取り組んでまいります。

KAMEREOからのコメント

新型コロナウイルス禍において、依然として飲食業界は厳しい状況が継続しています。その中でも、高いサービス継続率と堅調な新規顧客獲得により、月次平均で15%超の成長を実現し、今回の資金調達に至りました。ワクチン接種等、新型コロナウイルス関連では明るいニュースも少しずつ出始めています。この厳しい状況下で自分達ができることは何かを考えて、毎日KAIZENを重ねて、事業成長に尽力していきます。

また、KAMEREOでは、積極的に採用活動を実施しており、弊社のことをよりよく知ってもらうためにカルチャーデックを以下に公開いたします。ベトナムで日本人が経営するスタートアップに少しでも興味をお持ちの方はご覧いただけますと幸いです。

▼カルチャーデック

▼経営チームプロフィール

・田中 卓(代表取締役CEO)
1989年生まれ。University of Washington留学、慶応義塾大学卒業後、2012年4月、クレディスイス証券日本法人に入社。株式本部日本株営業部にて日系及び外資系機関投資家への株式営業に従事、2014年10月にクレディスイスを退社。退社後は、東南アジアを周遊し、2015年1月よりPizza 4P’sに参画。レストラン業務を経験した後、取締役COOとして、会計・ファイナンス部門、購買部門、HR/Admin部門の統括、ハノイ事務所及び店舗の立上げ、海外市場リサーチ等を実施。2017年12月にPizza 4P’sを退社後、2018年6月にKAMEREOを創業。

・東角 比呂志(CTO)
1990年生まれ。東京大学大学院卒業後、2016年4月、株式会社リクルートホールディングスに入社。Indeed配属として、求人情報の検索エンジン及びバックエンドシステム、会社ページの開発・運用に従事、2018年6月にKAMEREOを田中と共に創業。2020年3月にIndeedを退社、同年4月よりフルタイムとしてKAMEREOに参画。


“REDIFINE THE FOOD BUSINESS”|フードビジネスを再定義する

KAMEREOは、かわいくてユニーク、そして肌の色を環境に応じて変化させる生き物・カメレオンに由来しています。私たちは“変化を受け入れる”姿勢を持ち、いつでもお客様とコミュニティのために努めます。

また、カメレオンが食事の時に長い舌を伸ばすように、いつでもKAIZENの気持ちを持ち、最善策に手を伸ばすように努めます。

そして、かわいいキャラクターとともに、私たちをいつでも思い出してほしいと思っています!

出資について

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ ジェネラルパートナー 鈴木 隆宏
2018年のシードラウンドでリード投資家として参画させていただいて以来、事業転換やコロナ禍を乗り越え、ベトナムの飲食・小売業界の変革を主導するB2Bプラットフォームへと力強く成長を続けるKAMEREO社と共に歩んでこれたことを誇りに思います。田中さんや東角さん率いるKAMEREOチームの一員として、「Redefine the Food business」というビジョンの達成に向けて引き続き伴走していけることを楽しみにしています。

KAMEREO 会社概要

会社名 :KAMEREO INTERNATIONAL PTE. LTD.
代表者 :代表取締役CEO 田中 卓
WEB  :https://www.web.kamereo.vn
設立日 :2018年6月
所在地 :シンガポール、ホーチミン
Facebook : https://www.facebook.com/kamereo.vn
LinkedIn : https://www.linkedin.com/company/kamereo
Instagram : https://www.instagram.com/kamereo.vn/
Youtube : https://www.youtube.com/channel/UCHtJ6fCFSNZH0DBC8OqhicA/featured

ジェネシア・ベンチャーズについて

ジェネシア・ベンチャーズは、「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」というビジョンを掲げ、シードアーリーステージのスタートアップへ投資とバリューアップ支援を行う、独立系のベンチャーキャピタルです。 東京、ジャカルタ(インドネシア)、ホーチミン(ベトナム)の3拠点を構え、アジア全域において、スタートアップ、事業会社、投資家、政府、自治体、非営利団体など、社会を形成するすべてのステークホルダーとともに、社会の“あるべき姿”をとらえ、持続可能かつ大きな産業創造に挑むプラットフォームとなることを目指してまいります。

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