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野菜栽培のIoTプランターやシェア型コミュニティファーム(農園)を運営するプランティオに追加出資

INVESTMENT

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(代表取締役:田島 聡一、本社:東京都港区)は、同社が運用するGenesia Venture Fund 2号(以下:GV-2)より、「みんなでたのしく野菜を育てる世界へ」をビジョンに持続可能な食と農を都市部に社会実装することを目指す、プランティオ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役 共同創業者 CEO:芹澤 孝悦、以下 プランティオ)に対し、シードラウンドに次ぐ追加出資を実施したことをお知らせいたします。

同ラウンドの出資者は、キャナルベンチャーズ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:朝田 聡一郎、以下「キャナルベンチャーズ」)です。

プランティオについて

https://plantio.co.jp/

プランティオは、「みんなで楽しく野菜を育てる世界へ」というビジョンのもとに、人と農のコミュニティ&プラットフォーム『grow(グロウ)[*1]』を立ち上げ、運営しています。

『grow』が目指すのは、野菜を育てるカルチャーを広めることです。イギリスの『キャピタルグロース』に代表されるように、海外ではコミュニティファームや家庭菜園を行う人口が増えています。もちろん日本でも、庭やベランダで野菜を育てる人口は増えてきています。プランティオはそれを、コミュニティファームの運営やタネ配布プロジェクトを通じて感じています。

昨今、世界規模で食料不安が大きな問題になっています。そんな中、フランスでは市民が野菜を育てることを、国を挙げてサポートする取り組みが始まっています。自分で野菜を育てることは今、世界的に注目され、地球や人類のために必要とされていることなのです。

[*1]人と農のコミュニティ&プラットフォーム『grow』について

『grow』は、誰でもどこでもアグリカルチャーを楽しむためのサービス群です。都心のオフィスビルや商業施設の屋上でのシェア型コミュニティファームの運営、野菜の育成状況などをAIで管理をするIoTプランターやアプリなど、野菜を楽しく育てるためのさまざまなコンテンツやアプリケーションで構成されます。

また、『grow』ではシェア型コミュニティファームで収穫した野菜のタネを配布し、野菜を育てる輪を増やすプロジェクトなども実施しています。

『grow』シリーズ
・grow SHARE 野菜を育てる人と野菜を欲しい人をつなぐWEBサイト:growshare.jp
・grow JOURNAL ”共給共足”の世界を目指す「食」と「農」のWEBマガジン
          #おうちでタネまき プロジェクト実施中:media.plantio.com
・grow CONNECT IoTを使ったオフグリッド栽培を可能にするハードウェア
・grow HOME IoTとAIを搭載したセンサーとプランター一体型の家庭用栽培デバイス
        ※2020年夏~秋にリリース予定
・grow go [*2]下記

[*2]スマートフォンアプリ『grow go』について

『grow go』は、みんなで楽しく野菜を育てる世界を実現するためのプラットフォーム『grow』の専用アプリです。プランティオが運営するシェア型都市農園『grow FIELD』で開催されるイベントやワークショップなど情報や、気になる野菜の育成状況やトリビアなどの情報をお届けします。

・iOS :https://apps.apple.com/jp/app/plantio/id1444728746
・Android :https://play.google.com/store/apps/details?id=com.plantio.app.go

追加出資について

担当キャピタリスト/代表取締役 General Partner 田島 聡一
“自然と都市のボーダーを意識することなく、人間と植物が共生する世界。循環型経済やSDGsが声高に叫ばれる中で、効率性を追求してきた私たちは、まさに今そんな本質的な豊かさへの回帰を求めていると思います。 まだ目に見えるプロダクトは何もない中、芹澤さんが想い描く世界に共感してシードラウンドで投資させていただき、ここまで伴走してきましたが、ようやく時代が追い付いてきたと感じています。みなさんの目に映る景色に緑が増えれば素敵だと思いませんか?プランティオは、IoTとテクノロジーを活用して、持続的且つ豊かな人間と植物の新しい共生の形を日本から世界に発信していきます。”

担当キャピタリスト/ Investment Manager 水谷 航己
“初回投資から約1年間が経過し、大手不動産事業者さまとの複数のコミュニティファーム「grow FIELD」の立上げや、CES 2020でも注目を浴びた「grow HOME」の開発は、目覚ましく進んでいます。
コロナショックによって農や食の在り方も大きな転換点を迎えていますが、自分で育てた野菜をシェアすることができる「grow SHARE」に加えて、IoTとAIを搭載した家庭栽培用プランター「grow HOME」のリリースを控えたプランティオは、まさにこの大きな転換を支える基幹インフラとなっていきます。このタイミングで、プランティオに追加投資という形で支援をさせて頂き、農や食の未来を創っていくことに、改めてワクワクしております。
プランティオにご一緒させて頂いてから、芹澤さんが渦の中心になって大きな輪がどんどん広がっていくことを感じています。プランティオ自身のチームがますます強化されていることは勿論、大手企業や行政がプランティオの掲げるビジョンに共感して吸い込まれていき、小さかった波が徐々に大きくなっています。今回の調達ラウンド後、その波が大きな流れとなってこれから社会を巻き込んでいくものと確信しています!”

プランティオ会社情報

会社名:プランティオ株式会社
代表者:芹澤 孝悦(せりざわ たかよし)
WEB :https://plantio.co.jp/
設立日:2015年6月16日
本社 :東京都渋谷区神泉町11-7資本金:1億6千4,850万円

■プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000035570.html

ジェネシア・ベンチャーズについて

ジェネシア・ベンチャーズは、「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」というビジョンを掲げ、シードアーリーステージのスタートアップへ投資とバリューアップ支援を行う、独立系のベンチャーキャピタルです。
東京、ジャカルタ(インドネシア)、ホーチミン(ベトナム)の3拠点を構え、アジア全域において、スタートアップ、事業会社、投資家、政府、自治体、非営利団体など、社会を形成するすべてのステークホルダーとともに、社会の“あるべき姿”をとらえ、持続可能かつ大きな産業創造に挑むプラットフォームとなることを目指してまいります。

■プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000056091.html

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