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データ診療で医療のデジタル化を目指すテックドクターのシリーズAラウンドにおいて追加出資

INVESTMENT

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(代表取締役:田島 聡一、本社:東京都港区)は、同社が運用するGenesia Venture Fund 2号(以下、GV-2)より、データ診療で医療のデジタル化を目指す株式会社テックドクター(代表取締役:湊 和修、本社:東京都港区、以下:テックドクター)のシリーズAラウンドにおいて追加出資したことをお知らせいたします。
同ラウンドの出資者は、ジャフコ グループ、日本ベンチャーキャピタル、三井住友海上キャピタル、みずほキャピタルです。

テックドクターについて

テックドクターは、「データで“調子”を良くする」をミッションに掲げ、データ分析×ヘルスケアの領域で、人々が常に自身の健康状態や精神状態を把握しながら人生に向き合える、また、医療に関わる人々もよりシャープに患者(未病を含む)の快復に伴走できる、そんな世界の実現を目指しています。
https://www.technology-doctor.com/

テックドクターの事業背景

コロナ禍でメンタルヘルスの問題は深刻さを増し、社会課題になっています。特に精神科領域においては、バイオマーカー(疾患の有無や、治療による状態の変化などを客観的に測る指標)が無く、不調を抱える人自身や周囲で支える家族や医療者などが病状を捉えにくいことがあります。
テックドクターは、これもまたコロナ禍において社会実装が加速した“オンライン診療”をより広範に解釈し、メンタルヘルスの領域においても、テクノロジーを活用し、医療やヘルスケアがより身近になる世界を目指します。

調達した資金の用途

テックドクターはこれまで、ウェアラブルデバイス等で取得できるモニタリングデータや医療関連 データを統合・分析・可視化する医療データ解析SaaS『SelfBase(セルフベース)』を提供してきました。すでに大手製薬企業の治験や研究で採用されています。
これらで培った経験から、精神疾患の状態をウェアラブルデータから捉える技術(※特許申請中) を開発し、精神科の医師や患者、企業の従業員、自治体の住民などが、自分自身の心身の状況 を正しく把握し、見守り合う メンタルヘルスソリューション『SelfDoc.(セルフドック)』の開発を進めてまいります。

出資について

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ Investment Manager 相良 俊輔
「データで調子をよくする時代へ」というビジョンに強く惹かれて参画した昨年のシードラウンドに続いて、今回も追加投資という形で夢の実現に向けた一端を担うことができ嬉しく思います。「医療に活用可能なデータ量は日々増え続ける一方で、それを首尾良く処理できる人材・リソースは限定的」という事業仮説は既に立証され、また新たに心強い株主の方々をチームに迎えられたことで、遥か先に霞んでいた山の頂も些か近く見えてきました。自身にとっては2社目の”TD”、頑張っていきます。Go TECH DOCTOR!

会社情報

会社名 :株式会社テックドクター
WEB  :https://www.technology-doctor.com/
設立日 :2019年6月21日
所在地 :東京都港区六本木7-14-23 クロスオフィス六本木
代表者 :代表取締役 湊 和修
事業内容:医療データ解析SaaS事業、メンタルヘルスソリューション事業

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