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オフィスの郵便物・配達物のクラウド管理ツール&BPOサービスを提供する『トドケール』のプレシリーズAラウンドにおいて出資

INVESTMENT

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(代表取締役:田島 聡一、本社:東京都港区)は、同社が運用するGenesia Venture Fund 3号(以下、GV-3)より、オフィスの郵便物・配達物のデジタル管理ツール『トドケール』および郵便物・配達物を遠隔で管理するミニBPOサービス『クラウドメール室』を提供する株式会社トドケール(代表取締役CEO:野島 剛、本社:東京都千代⽥区、以下:トドケール)のプレシリーズAラウンドにおいて出資したことをお知らせいたします。

トドケールについて

トドケールは、「すべての⼈に平等な働く環境を届ける」ことをミッションとし、モノやそれに紐づくデータの「ウケワタシをカンタンに」することで、業務の性質による労働環境の格差解消を実現することを⽬指すスタートアップです。
特に近年、ハイブリッドワークやリモートワークという新しい働き⽅を取り⼊れる会社に届く郵便物や配達物は、それを取り扱う⼀部のコーポレート職種の⾜かせとなり、柔軟な働き⽅の阻害要因となっています。
トドケールは、その課題解決のため、オフィスの郵便物・配達物のデジタル管理ツール『トドケール』と、郵便物・配達物を遠隔で管理するミニBPOサービス『クラウドメール室』を開発・提供しています。

『トドケール』と『クラウドメール室』について

郵便物・配達物のクラウド管理ツール『トドケール』

『トドケール』は、企業のコーポレート職種(総務、メール室など)のための郵便物・配達物のクラウド管理ツールです。⼤きな設備投資なく、スマートフォンとPCで⼿軽に、オフィスに届く郵便物や配達物のクラウド管理および処理の⾃動化を始めることができます。郵便物や配達物の受け取り業務担当者のハイブリッドワーク化やリモートワーク化とそれに伴うオフィス⾯積の最適化など、多くの効果を期待することができます。

郵便物・配達物の遠隔管理ミニBPOサービス『クラウドメール室』

『クラウドメール室』は、オフィスに届く郵便物を電⼦化して配布するミニBPOサービスです。トドケールが受け取りを代行したのち、郵便物は画像形式で従業員のもとへ通知され、PDFスキャンや転送など、必要な処理をボタン⼀つで依頼することができます。周囲がリモートワークの恩恵を享受する中、郵便物の確認・配布のために出社していた総務やメール室の業務を代⾏することで、⼈材不⾜の解消、社内の労働環境格差の解消に貢献します。

資⾦調達の背景

トドケールは、「すべての⼈に平等な働く環境を届ける」をミッションに、オフィスに届く郵便物や配達物をデジタル管理するためのツールやサービスを提供しています。
コロナ禍を契機とした働き⽅改⾰の加速は、⼈々の予想をはるかに超えるスピードで進み、柔軟性ある新しい働き⽅が⼀般化し始めています。その⼀⽅で、ハイブリッドワークやリモートワークという柔軟性ある働き⽅の恩恵を享受することができる職種には偏りがあり、総務をはじめとしたコーポレート職種に従事する従業員は、その恩恵を⼗分に受けているとは⾔い難い現実があります。その背景にあるのが、郵便物や配達物といったオフィスに届く物理的なモノの存在です。月刊総務の調査によれば、緊急事態宣⾔下であっても、完全なリモートワークを実現できた総務はわずかに0.4%となっており、総務を含めたコーポレート職種の労働者が働き⽅改⾰の恩恵から取り残されていることがわかります。
(出典:月刊総務による調査 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000060066.html

トドケールは、郵便物や配達物のデジタル管理の支援を通じて、会社の規模を問わず、働く環境の平等な選択肢を全ての⼈に届けることを⽬指します。

株式会社トドケール 代表取締役CEO 野島 剛氏のコメント

私たちはこれまで、⼤⼿企業様からスタートアップ様まで企業規模を問わずご相談を受け、オフィスの環境が⽬まぐるしく変わる中で、多くの企業様が配達物や郵便物の扱いに悩む場⾯を⽬にしてきました。その原因の多くが、デジタル化の波に乗れなかった総務領域における紙を中⼼としたアナログな業務処理でした。
郵便物や配達物の管理にまつわる業務の課題は、様々な社会問題ともつながっています。例えば、あまり知られていないことですが、メール室の業務は障害者雇⽤の受け⽫になっており、働き⽅の変化とともにオフィスに⼈がいなくなれば、従来の形式で運営するメール室はうまく機能しなくなり、その雇⽤の維持も難しくなる可能性があります。また、弊社がこれまで2022年12⽉までに蓄積したデータによれば、オフィスに届く⼤量の郵便物の20%超が開封されることなく破棄され、55%超がPDFにより受け取られます。この⼤量の紙を無駄に消費する業務が可視化され、この無駄を省く動きが加速することは、CO2排出量削減に寄与するなど社会的な意義を持ち、⼀つの企業内における業務効率化以上の価値があります。
海外においてはDigial Mailroom(デジタルメールルーム)と呼ばれるメール室運営の形がすでに存在していますが、⽇本においてはまだその名を聞くことはありません。トドケールは、⽇本で最初のDigial Mailroomを実現するツールとして事業を拡⼤していきたいと考えています。
今回の資⾦調達によって、⽇本市場での事業拡⼤と更なる郵便物・配達物処理の⾃動化を実 現するプロダクトの開発・改善を⾏うとともに、マーケティングへの投資によりサービスの認知拡⼤に取り組み、事業拡⼤に伴う採⽤活動を強化していきます。
ビジネスサイドおよびエンジニアの採⽤も強化しておりますので、ご興味を持っていただけた⽅は、ぜひ採⽤ページをご覧ください。

<採⽤ページ:https://www.todoker.com/recruit

出資について

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ 代表取締役/General Partner 田島 聡一

コロナ禍によるリモートワークの浸透や、EC化率の高まりによって郵便物・郵送物が増加しているにも関わらず、これらの受け渡しプロセスはずっと変わっていません。そのため、郵便物・郵送物の受け渡しのためにわざわざ出社する、郵便物が書類に紛れて紛失してしまったなど、多くの負が発生しています。トドケールは、郵便物・郵送物の受け渡しを見える化・効率化することで、総務部・メール室の在り方を再定義することに挑戦しているスタートアップです。野島さん率いるTEAM トドケールと共に、「ウケワタシ」の不便を解消すること、また中長期では紙ベースの郵便物の削減を通じて、持続的な社会の実現に挑戦していきます。

トドケール 会社概要

会社名 :株式会社トドケール
WEB  :https://www.todoker.com/
設⽴⽇ :2018年7⽉24⽇
所在地 :東京都千代⽥区平河町1-3-12 第⼆秩⽗屋ビル
代表者 :代表取締役CEO 野島 剛
公式キャラクター:トドの「トドケルくん」

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