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【バベル】可処分時間を感動に変える -次世代のグローバル・デジタルエージェンシーが創り出す、個とブランドのコミュニケーションの最適解-|Players by Genesia.

STORY

食事、睡眠、仕事、家事など、私たちが生きていく上で必要な作業“以外”に投じる、自由時間のことを「可処分時間」と言います。人生をより豊かなものにしていくためには、この可処分時間を何に使うかが大切になってくることは容易に想像できるかと思いますが、現代を生きる私たちは、少なからずその時間をスマホと向き合うことに使っているのではないでしょうか。ゲーム、SNS、動画など、コンテンツは実にさまざま。膨大な選択肢があるからこそ、より自分に合ったものに触れていたいというのは、当然のユーザー心理です。

バベルは、次世代のグローバル・デジタルエージェンシーとして、ユーザーが可処分時間に触れる、ブランドや企業の動画広告の最適化を目指します。最適な情報を、最適なタイミングで、最適な人へ。それは、個とブランドの新しいコミュニケーションのかたちをイメージさせます。

5G回線の普及、グローバルな動画プラットフォームの勃興など、ますますの拡大が確信されている動画×マーケティング領域に挑む、バベルの杉山さんと、担当キャピタリスト・河野/田島の対談をまとめました。

いつのまにか起業が身近なものに- 設立の経緯

杉山:

自分が起業するなんて、学生時代には思ってもいませんでした。ただ、サークルの新歓に行ってもあまりしっくりこなかったので、インターンを始めることにして、ちょうどその頃に読んだのが、1990~2000年頃までの日本のネットベンチャーの隆盛を描いた「ネット起業!あのバカにやらせてみよう」という本。それで、松山太河さん(ベンチャーキャピタリスト・EastVentures(EV)パートナー)の名前を知り、EVでアソシエイトとしてリサーチや投資先の支援を担当することになりました。
創業期のBASEやメルカリといったスタートアップが同じシェアオフィスにいて、ものすごいスピードで成長していく- その姿を間近で見たことが、スタートアップやIT業界への強い興味と、自分でも何かを始めたいと思うきっかけになりました。インターンの先輩たちもほとんどの方が起業したり独立したりしていたので、いつのまにか起業がとても身近なものになっていましたね。
EVでのインターンを経て、投資先のスタートアップ企業で新規事業の立ち上げにも携わり、投資サイドとスタートアップサイドの両面から事業を見ることができました。その後、メルカリの子会社であるソウゾウで、創業初期からWebサイトの開発やアプリのグロースなどにも携わり、事業づくりの手応えを得てきたところで、2017年にバベルを創業しました。

株式会社バベル 代表取締役CEO 杉山 大幹
田島:

杉山さんと最初にお会いしたときに感じた印象は、とても地に足がついた経営者だな、ということでした。状況を俯瞰しながら着実に物事を進めていける、そんな印象でした。その印象は正しかったな、と今も思っています。また、共同創業者・COOの北村さんは、マーケティングのプロフェッショナルという印象で、二人はとてもバランスの良い経営チームだと思いました。
私が投資判断の際に見ているポイントの一つとして、「大きなキャンバスに緻密な字が書ける経営チームかどうか」があります。大きなキャンパスに大きな字が書ける起業家や小さなキャンバスに緻密な字が書ける起業家はいますが、大きなキャンバスに緻密な字を書こうとすると、当然ながらバランスの良い、強いチームを創る必要があります。その点、バベルは理想に近い経営チームだと感じたのを覚えています。

ジェネラル・パートナー 田島 聡一
河野:

僕が杉山さんと初めて会ったのは、たしか、早稲田大学の起業家養成講座のアフターパーティー。それから定期的に食事に行くようになり、僕がインドで働いていた頃には一度インドにも来てくれましたよね。当時から杉山さんはグローバルのスタートアップにとても詳しいのと同時に、自分自身でも大きな事業を創り上げることに対する情熱を持っていて、とても尊敬していました。
メルカリに参画し事業経験を積まれ、さらに成長していく姿を見て、いつか一緒に仕事がしたいと考えていました。

プリンシパル 河野 優人
杉山:

インドでは現地の案内をしていただきましたよね。飲み会などでもお会いする機会が多かったので、事業アイデアが定まる前からいろいろなディスカッションをさせていただきました。起業家ファーストで、東南アジアをはじめグローバルマーケットのケーススタディをたくさんご存知な河野さんとのお話はいつもとても勉強になります。

河野:

僕がジェネシア・ベンチャーズに参画した後、出資前に一度オフィスにもお邪魔しましたね。若く優秀なメンバーが試行錯誤しながら大きな事業を創り上げようとしている姿を見て、バベルはきっと成功するだろうと感じていました。杉山さんや北村さんをはじめとするマーケットフィットした経営チームと、急拡大するスマホ動画マーケットにおいて日本のみならずグローバルにおいて事業を展開していくという大きなビジョンの実現を一緒に目指したいと思い、2018年2月に出資を決めました。

杉山:

EVやメルカリ時代にも考えていたことですが、真に大きな事業を創っていこうと思うのなら、やはりグローバル展開というのは当然の選択だと、河野さんからも学びました。実際そのビジョンを一緒に目指せるチームになれた気がして、うれしかったですね。

未来はもうすぐそこ- ビジョンに懸ける想い

田島:

国の境目がなくなり、さまざまな年代や興味・関心に基づいた、無数の動画コンテンツがインターネット上を埋め尽くす- すでに始まりつつあるこの流れは、5G回線の普及によって間違いなく加速していくでしょう。バベルのビジョンは、そのような近い未来における、次世代のグローバル・デジタルエージェンシーとしての強い覚悟を表現していると思います。

杉山:

動画は間違いなく、グローバルにおけるメガトレンドです。すでにマスメディアからスマホへと可処分時間が大きく変化している中で、5G回線はそれを後押しするどころか、メディアの構造変革を確固たるものにしていくと思っています。動画によって、世界中の人々の生活がより豊かになる未来は間違いないと信じていますし、僕たちは「Bring delight to people around the world by creating and delivering optimized content」というビジョンを必ず実現します。

河野:

動画は時間あたりの情報伝達性が最も高く、私たちの未来において欠かすことのできないメディア形態です。あらゆる情報源が動画になるー そんな未来はもうすぐそこまで来ていると思います。
その上で、バベルのアプローチには「ユーザーへの最適化」「プラットフォームへの最適化」「グローバル展開」というキーワードがあると思っています。

杉山:

スマホの普及に伴い、今ほとんどのユーザーがアルゴリズミックフィード(そのユーザーに最適化され配信される情報)主体のプラットフォームやメディアを見るようになっています。その結果、旧来のマスというもの自体が消失しつつあります。どちらがより心地よく、よりユーザーの行動に影響を与えるものであるかは、明白ですよね。
そのため、ブランドや企業は、よりユーザーに最適化したコミュニケーションをとる必要が出てきました。YouTubeやTikTokなど、さまざまなプラットフォームごとのユーザーデモグラフィック・サイコグラフィック(顧客データ・行動データ)を熟知した上で、マーケティングキャンペーンやクリエイティブを最適化し、ユーザーに寄り添っていくことが急務になっているのです。
僕たちは、そのコミュニケーションをよりなめらかに、より最適なものにしていきたいと思っています。世界中の人々や企業が、想いを込めて伝えたいと考えている情報を、適切な人々に適切なかたちでしっかりと届けることのできる未来を実現したいです。世界中で、です。

田島:

国の境目をなくしたインターネットやプラットフォームの存在、5G回線の普及、また、Youtuberなどを中心とした個人発信型メディアも急増する中で、やはり動画コンテンツの数そのものがやはり指数関数的に増加することは間違いありません。このことは同時に、人間の可処分時間がどんどん“Fragment化(断片化・分散化)”していくことを意味しています。そうなると、ブランドや企業はユーザーに対してより戦略的にリーチしていくことが求められますから、そのコミュニケーションの最適化に係るサービスやソリューションには、明確に求められているでしょうね。

グローバルにおける戦略、一つの目的

杉山:

今のところ、拠点はまだ日本と中国の2拠点ですが、急成長している東南アジアへの展開も進めています。

河野:

グローバルの動画プラットフォームごとに最適化された動画制作・動画広告運用のケイパビリティは、バベルの最大の強み。すでに、日本・中国・東南アジアをはじめとするグローバルマーケットにおいて、各国の動画・ECプラットフォームごとに最適な動画制作や動画広告運用、商品プロモーションを通じて、動画マーケティング・販売データを蓄積し、ベストプラクティスを磨き続けていますよね。将来的には、そのベストプラクティスを基盤とした、グローバルマーケットにおける動画マーケティング・販売の最適化プラットフォームへの昇華を目指しましょう。

杉山:

繰り返しになりますが、動画は間違いなく、グローバルにおけるメガトレンドです。その時代の流れの中で、大きな事業を創っていきます。
一方で、僕たちはただ単にそのトレンドに乗っかってやろうと思っているわけではありません。僕たちがグローバルにおいて事業を展開する目的の一つには、「日本の国力の増強」があります。日本においては、人口減少による内需の縮小が顕著です。そのため、日本のブランドや企業は、外貨獲得の必要性にも迫られており、そこで、急成長中の中国や東南アジア諸国に対して、日本の本当に良い商品をマーケティング・販売していく必要があります。今までこの領域は総合代理店や総合商社が担ってきましたが、スマホシフトにより、情報・モノ・サービスの流通が大幅に変化している中で、ほとんどの日系企業はその大きな流れに取り残されてしまっています。そこに、僕たちは役割を見出しています。

河野:

たしかに、日本の内需縮小は明白であり、日系企業の中国や東南アジアをはじめとするグローバルマーケットへの事業展開の必要性は認識されている一方で、海外各国や地域ごとのユーザーの嗜好性や現地プラットフォームの構造を理解した上で、マーケティング・販売ができる日系企業は多くありませんね。
また、既存の動画制作会社や広告代理店は、スマホに最適化された動画制作やパーソナライズされた動画広告運用に強みがあるわけではなく、スマホファーストで個々のユーザーに最適化された動画制作・広告運用サービスを提供する新たなプレイヤーが求められています。
日本が誇るモノづくり・サービス品質という強みを最大限活かすためにも、バベルの提供するグローバルマーケットにおける動画マーケティング・販売の最適化プラットフォームを通じて、日本経済の盛り上がりを目指していきたいですね。

自分を“超”えるチームづくり

田島:

チームも強くなってきていますね。

杉山:

自分よりも“超”できる人に仲間になっていただくことを意識しています。ありがたいことに、大手百貨店の代表を務めていたような大御所の方にもアドバイザーで入ってもらっていて、小売・流通・マーケティングのプロからのアドバイスはとても勉強になります。おかげさまで、ほぼリファラル採用でチームができていますね。
メンバーには、自分一人の力だけでは大きなことはできないということをしっかりと落とし込み、仲間にリスペクトと思いやりを持ちながら、結果を出そうと伝えています。チームで勝つことが一番大切です。

河野:

創業者の杉山さん、北村さんを中心に、とても強力なメンバーが集まってきていますよね。すでに日中の2拠点で国籍を跨いだチームを構築していますが、今後さらに東南アジアを含めたグローバルにおいてプロフェッショナルチームになっていくのを楽しみにしています。もちろん僕もチームの一員であり続けたいです。

杉山:

多様な価値観やバックグラウンドを持ったメンバーがおり、目標に向かっていますが、チームが大きくなっていっても、この一体感は維持したいですね。

田島:

スピードの速い、かつボラタイルなユーザーやクライアントのニーズの変化を捉え、柔軟かつスピーディーに対応していける経営チームであり続けること。また、サービス提供者であると同時に、私たち自身が遊び心を持ったユーザーであり続けることが求められると思います。

※こちらは、2019/12/24時点の情報です
(デザイン:割石 裕太さん、写真:尾上 恭大さん、聞き手/まとめ:ジェネシア・ベンチャーズ 吉田 愛)

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