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【ナップワン】あなたは、人生の「1分」に何を選ぶ? -“納得感”を可視化し、「トキ」のコンテンツを売る商売-|Players by Genesia.

STORY

インターネットの力によって、私たちの生活は今、機会と選択肢にあふれています。

そんな中で、きっとAI(人工知能)は、ルーチンに近い作業や意志決定をサポートし、社会や私たちの生活を滑らかにしてくれるでしょう。AIに仕事を奪われるといった論調もありますが、それだけで私たちが脅かされると考えるのは、悲観的すぎると私は思います。

私たちの感じる心や考える頭脳、人生を豊かに生きようとする意志は、決して奪われることはありません。自分自身の人生の、この「1分」に、何を選ぶか。その自由は、自分自身だけのものです。私たちの人生は、今この瞬間、この「1分」で構成されています。それを何に使うか、何を楽しむか、で人生の豊かさは決まるのではないでしょうか。 その上で、果たして私たちはそのことに向き合っているでしょうか。

ナップワンは、1分単位からフィットネス施設を利用できるシェアリングサービ ス『Nupp1(ナップワン)』を展開しているスタートアップです。『Nupp1』とは、1分(1ppun)を逆さから読んだ造語で、私たちが向き合う存在そのものを表します。豊かさと納得感のある人生を構成する「1分」に目を留め、問いかけ、提案するー 今回はそんな、ナップワンの柿花さん、藤さんと、担当キャピタリスト・田島の対談をまとめました。

「商売」ってやつ

柿花:

大学生の頃に飲食店で働いた経験から「売上-原価=利益」ということを学びました。僕と「商売」との出会いです。
新卒で入社したのは、楽天株式会社。ITよくわからない、ECとか知らない、でも、人に惹かれて入りました。今は“あの”楽天ですが、当時まだECの担当者は別の業務と兼務の時代。ただそこから、楽天が一番伸びる瞬間に立ち会うことができました。クライアントは、ECに参入し始めたばかりの大手企業で、小売・メーカー・卸といった各業態の方々との接点を多く持たせていただいて、ダイナミックな「商売」ってやつを学ばせていただいて。数理管理やクライアントサポートの楽しさも、楽天のクライアントさんたちから教わりました。学生時代に知った「商売」の感覚が、大きく膨らんでいく感覚がありました。
それから、広告やマーケティングを突き詰めていく中で、コンテンツマーケティングという手法に出会い、まだ誰もその言葉を知らないような時期に、コンテンツマーケティングのスタートアップに飛び込みました。これまた黎明期で、いろんな経験をしながら、SEOやコンテンツマーケティングをじっくり学びました。
その後に移ったグリー株式会社ではメディア事業を任され、ゼロイチの立ち上げから黒字化までを経験しました。クライアントサポートではなく、自社の事業・サービスを任されたのは初めてで、これもまた「商売」への意識が膨らむ経験だったなと思っています。

ナップワン株式会社 代表取締役 柿花 隆幸
田島:

柿花さんや、うち(ジェネシア)の鈴木もそうですが、今30代半ばくらいの層は、そうしたインターネットサービスの黎明期ど真ん中からキャリアをスタートしていたりして、とてもおもしろい経験をしているなぁと思います。

柿花:

そうですね、いろいろなチャレンジがありました。特にグリーでは、営業畑の人から開発、アライアンス、ライターさんなど、いろんな職種の人のマネジメントが、本当にチャレンジングでした。ただ、おかげでそれこそいろいろな業種・職種の人と仕事ができるようになったと思います。そのときの学びとしては、トップダウン一辺倒の組織ではうまくいかない時がある、ということですかね。今の経営にも反映されているんじゃないかなと思います。
そうして、当時はメディア事業を回していたんですが、メディアのマネタイズって、アドネットワークか記事広告を売るかの二つしかなかったんですよね。いい記事でも悪い記事でも、3,000円とか5,000円とかで買い取られていく。良い書き手への報酬という見返りがない。それで、「それってなんかおかしくないか?」「売り手(書き手)と買い手の相互評価で正当な値付けができないだろうか?」と考えるようになりました。そんな時、ブロックチェーンメディアの「Steemit」を見つけて。Steemitは、独自のコインを発行して、ユーザーが書き手に報酬を支払えるしくみをとっていました。そんなしくみを自分もつくりたい!と考えていたら、知人の紹介で藤に出会って、二人で起業することにしました。
当初は、ブロックチェーンでそのアイデアを実現する事業を考えていて、またICOという手法での資金調達を考えていましたが、2018年はビットコインの暴落の年でもあり、日本でも海外でも各国が独自の規制などを作り始めていました。その状況を見て、自分たちのアイデアを形にするのは難しそうだと感じ、改めて、まだ世の中にない新規事業をつくろう!とアイデアを模索する中で、従量課金型のシェアリングサービス『ナップワン(Nupp1)』が生まれました。

藤:

柿花から「商売」という言葉が出てきましたが、僕もそれに近い原体験があります。僕の実家は魚屋さんなのですが、小学生の頃、母からお金を借りて釣り道具を揃えて、釣った魚を店頭に出して、自分で接客して買ってもらう、ということをしていました。母は、小学生の僕からしっかり出店費用もとっていました。おかげで、子供ながらに「商売」を学べていたのかもしれません。
僕は、会社勤めという意味での社会人経験は一年くらいしかないのですが、その間はアメリカで古着の買い付けをするバイヤーをしていました。昔ながらの業界の中で、デジタル化も含めて急速に規模を拡大していく会社だったので、クライアント管理や業務時間の短縮といった地道なところから、ECの立ち上げなどの新しい取り組みまで、様々な経験ができました。その経験を活かし、退社後は個人事業主として独立し、国内外問わずに商品を買い付け、ネットで販売して収益を作っていました。自由な身だったので、途中、温泉旅館で働いてみたり。国内を移動する時は、思いつきでヒッチハイクをしたりもして。それである時、車に乗せてくれた方からビットコインの話を聞いて、ブロックチェーンにハマったんですよね。それでブロックチェーンを独学で学んでいたら、ある時、知人から「会ってほしい人がいる」と言われ、柿花と会いました。三回目に会ったときには、「世に認められるサービスを一緒に作ろう」という話になり、創業しました。
創業当初はブロックチェーンのサービスを作る予定でしたが、ブロックチェーンの情勢が悪化し、資金も集まらなかったので、このタイミングではないと判断して、早急にピボット。みんなで新しい事業を考えて、「このサービスならいける!」となったのが『ナップワン(Nupp1)』の始まりです。

ナップワン株式会社 取締役 藤 暁
田島:

柿花さんと藤さんの出会いから、決断・実行までがとても早かったように感じますね。

柿花:

実際、そうでしたね。
最初はブロックチェーンって、×怪しい仮想通貨みたいなイメージだったけど、ブロックチェーンの中身を一番詳しく教えてくれたのが藤くんだった。それで、ブロックチェーンで信用・信頼のプラットフォームをつくろうって言って、ナップワン株式会社の前身であるLlotheo(ロセオ)株式会社を・・一日で立ち上げたよね。

藤:

電話で決まりましたよね。僕は、何かを始める時は“空気感”を重要項目として置いてるのですが、柿花と創業するときも「あ、この人とやるんだろうな」「この人とならいいものを作れるな」という空気を感じていました。だから、すぐに決められました。

柿花:

僕は実は、他の誰かと一緒には起業しないって思ってたけど、藤くんはなんだか違って。まぁまぁ年下なんだけど、共同経営者みたいな、一緒にできる、尊敬できる人だなって思った。いつかこんなことやりたいねーって、ごはん食べながら二回くらい話して、やるってなったら早かったね。
ブロックチェーン事業やICOを諦めて、新しい事業をつくろうってメンバー全員で話したときに出てきたアイデアが、モバイルバッテリーのシェアリング、中国貿易、Nupp1の原型のフィットネス事業の三つで、「フィットネスのシェアリング いいね!」ってみんなの顔が輝いたのを覚えてる。それが2018年の12月くらいで、来年からやるかーって、開発とデザイナーの採用を始めて。二ヶ月で人を集めて、三ヶ月でリリース・・早かった。

藤:

ですね。それに今思うと、さっきのお話にありましたけど、トップダウンで決めない、みんなで決めていく、っていうのが、実際すでに反映されていましたね。

「トキ」を売ろう

田島:

私が柿花さんと最初にお会いしたのは、ジェネシア・ベンチャーズのグループ会社であるグランストーリーの越智さんの紹介でしたね。
現代は、機会や選択肢が増え、人それぞれの時間の価値が多様化し、マイクロ化しています。そんな中で、既存のサービスに多く見られる、30分や一時間単位での課金体系に対して、漠然と抱いていた違和感の正体が、柿花さんのプレゼンテーションを聴いていて、なんとなく紐解けた気がしました。これからは、提供側から一方的に設けられた単位の制約条件に縛られるのではなく、私たち一人ひとりがもっと自由に時間を使える世界になればという想いから、柿花さん・藤さんとともに「誰もがこの瞬間を自分らしく楽しめる世界の創造」にチャレンジしたいと思いました。

柿花:

まさに僕たちは、誰もが好きなときに好きなだけ、好きなことを好きな人と楽しめるような、自由なライフスタイルを人々に届ける、という想いをビジョンに込めています。
今、世界中で、「所有」から「共有」へと、必要なときに必要なだけ必要なものを消費するというスタイルが一般的になりつつあり、日本でも多くの分野でシェアリングエコノミーが台頭してきました。それにより、これからさらに多くの方が、物質的な豊かさではなく、資産や時間を有効活用することで豊かな生活を営むことを望む世界に変わっていくはずです。「モノ」から「コト」へ、そして、「コト」から、より個々人に最適化された価値ある「トキ」へとコンテンツが変化する時代になると考え、僕たちは「トキ」を売るトッププレーヤーを目指したいと思っています。

田島:

私はまず、『Nupp1』という名称こそが、ビジョンでありミッションであると思っています。事業内容ももちろんなのですが、最初のプレゼンテーションの時に、1分を1ppunにし、それを逆さから読む、という『Nupp1』由来を聴いたとき、その着想がとてもおもしろいなぁと感じました。言ってみれば、人生というのは、”今この瞬間=1分(1ppun)”の積み重ね。今この瞬間をいかに豊かに、楽しく、幸せに生きるか。つまり、自分自身の1分の価値を最大化させることが、自分自身の人生を豊かに、楽しく、幸せにする。私たちの、その“1分に向き合う姿勢”を表現するのが『Nupp1』という名称そのものだと思いました。

ジェネラル・パートナー 田島 聡一

「お得感より納得感」

藤:

「サブスク元年」と言われた2019年に、Nupp1は「1分単位から」という従量課金で、その時代の波に逆行する形で誕生したわけですが、「本質的なサブスク」って何だろう?とずっと考えていました。使いたいのは少しなのに月額料金を支払わないと使えないサービスだったり、結局使わずに放置してしまって毎月課金だけがされていくサービスだったりって、誰でも一度は経験したことがあるんじゃないかと思います。それが自分たちのスタイルに本当に合っていて、満足度高く利用できている状態だったか・・?その疑問に、一石を投じたいと思いました。
Nupp1は、月額利用したい方も、必要な分だけ使いたい方も、生活が少し忙しくなるからサービスを休みたいという方も、誰もがサービスを自分なりにカスタマイズして、個々の生活をより豊かにできるサービス。「お買い得」ではなく「お納得」という概念で利用され続けるサービスになってほしいと思っています。それってつまりは、「本質的なサブスク」の入り口にもなれるのかなと。わかりやすくいうと、携帯電話と似てると思っています。昔は携帯電話の通話料金って「1分いくら」でしたけど、今は定額制が当たり前になりましたよね。それは、入り口で「1分いくら」に納得がいってるから。そんな風に納得して、サブスク(定額制)に至る。つまり、「お得感より納得感」からサブスクに到達した方が、サービスのファンはよりファン化するんじゃないかと思うんですよね。

柿花:

そもそも、僕たちが当初ブロックチェーンでつくりたかったのも、信用・信頼を可視化できるプラットフォーム・・つまりは、納得感をつくるサービスだった。そう考えると、あの頃も今も、僕たちのアイデアや実現したいこと(ビジョン)は、しっかりと繋がっていると言えるかもしれないね。

藤:

サブスクを否定したいわけじゃなくて、あらゆるサービスが、それを選ぶ人にとってより良いものになるような、ユーザーが心から愛せるものになるような、そういう根本的なことをやろうとしているのかなって思います。またそれが、田島さんの言う“豊かさ”にも繋がるのではないかなと。

どこまでいっても「三方良し」

藤:

また、Nupp1はシェアリングサービスとして、ユーザはもちろん、クライアント(企業)の課題解決や業界全体のユーザビリティ向上といったものも常に意識し、「三方良し」の概念で世界をより豊かにすることを目指していて。やっぱり「商売」ってそうあるべきという想いがありますね。

柿花:

僕たちに戦略があるとしたら、それは、課題を発見し続け、その解決策を提供し続けていくこと。そして、「三方良し」の世界を、ユーザーとクライアントとともに作り続けていくこと。すでに大手フィットネスジムのクライアントが多くいるのも、その課題をしっかりと解決できているからだと思っています。ユーザーへ向けたマーケティングの本格化はまだまだこれからですが、すでに知っていただいた方や使っていただいたからは良いフィードバックを得られています。

田島:

業界としても、一つの店舗にしか行けない会員ではなく複数の店舗にいける共通会員という概念、いわゆる「パスポート化」が進んでいるように思います。それと、藤さんの言うように、改めてユーザーのサービスへの納得感を醸成する「従量課金(オンデマンド課金)」。このハイブリッドが、Nupp1がやろうとしていること。いずれも、ある意味で回帰のようにも見えますが、ユーザー体験の向上という意味では、一歩先へ進んでいるような感覚がおもしろいです。

柿花:

(※2020年4月現在)新型コロナウイルスの影響で、僕たちのクライアントであるフィットネスジムは感染の起きやすい場所として休館を余儀なくされ、商売は大打撃を受けています。しかたのないことですが、苦しいですね。僕たちは僕たちにできることを模索していますが、その中で見えてきたこともあります。休館を受けての返金対応や解約などの多くの手続きがやはりまだまだ「紙」やアナログで行われており、現場の方々は日々そうした業務に追われているという状況です。こうした業務のデジタル化(デジタルトランスフォーメーション)も、僕たちが解決すべき課題だと感じています。スタッフさんの業務改善がユーザー体験の改善になる。そうなれば、業界全体としてさらに良いサービスが提供できるようになると思っています。
デジタル化やAIによっていろいろなものが人の介在なしにできる世界になっていくとは思いますが、デジタルとリアル、AIと人が融合することで、より本質的な「三方良し」にも繋がると思い、そこにも取り組んでいきたいですね。将来的には、あらゆるサービスが「パスポート化」されて、世界中どこに行ってもユーザーが様々なサービスを満足度高く使える、そんな理想も思い描いています。

田島:

柿花さんの言うとおり、ユーザー、クライアント、Nupp1が「三方良し」であること。これが全体戦略としてのMust haveだと思います。その上で、優先順位の次点を考えていくと、やはりクライアントの幸せがキーになると思います。クライアントが幸せになれば、Nupp1も幸せになる。その結果、利用できる施設(サービス)が増加すれば、ユーザーも笑顔になる。そういう構図だと思うので、いかにクライアントを幸せにできるかはやはり重要だと考えています。デジタルの世界が拡張していく中で、物理的空間である店舗や施設は、相対的な価値を低下させつつあります。それに伴って、店舗や施設がユーザーを集客するコストは、相対的に高まっていくと考えるのが自然です。そこにNupp1が介在することで、オンライン起点でオフライン(店舗や施設)をいかにエンパワーしていけるか。まさにOMO型の思想がとても重要だと思っています。

いい天気の日に、山を登る

田島:

そういえば、先日オフィスにお伺いした時、メンバーのみなさんにもお会いしましたが、本当にみんないい顔をしているなぁと思いました。うちの吉田(あ)もしきりに言っていました。私たちのビジョンを実現するためのメンバー集めや「強いチーム」について、考えていることはありますか?
「強いチーム」って、いろいろな考え方があると思うのですが、私はいつも自分の中に、「掲げたビジョンを実現させるための最適なチームってどんなチームだろう?」という問いを持っています。Nupp1なら、「世界中の人々に、刺激的な1分を届ける」「今この瞬間(1ppun)の価値を最大化することを通じて、人々が豊かに、楽しく、幸せに生きていける世界を実現する」ために「TEAM・Nupp1はどういったバリューに基づいて行動すべきなのか?」という問いですね。私は、そのためにはまず私たち自身がこの瞬間(1ppun)を豊かに、楽しく、幸せに生きることがバリューのベースになると思っています。その想いがプロダクトとしてのNupp1に乗り、世界中の人々に届くはずだと思っています。

柿花:

僕たちは社内において『6rules(シックスルール)』を策定しています。
①自由=責任:自由は、楽しいこと。可能性を無限に引き出し、最高のパフォーマンスを発揮することができる。けれど、自由には必ず責任がついてくる。その責任を意識することで、実は自由の楽しさは最高に引き出される。責任を持つことは、楽しいこと。一方が欠けてしまっては、良い風が吹いても飛ぶことはできない。
②「ユーザーの理想」から始める:スタートはいつだって、「ユーザーの理想」から。ユーザーの想いを常に意識し、徹底的にこだわり抜き、ユーザーの生活に欠かせないサービスをつくる。
③解像度を上げ続ける:たった一つの妥協や雑さが、大きな後悔に繋がってしまうことがある。解像度を上げ続けつつサービスをつくっていくことで、後悔の残らない、最高のサービスが完成する。
④圧倒的「爆速」:規模が大きくなればなるほど動きは重くなり、あの頃は良かったと振り返ることになる。そんなのは、私たちらしくない。いつも「爆速」を心に置き、恐れず、他社が一年かかることを一ヶ月でやり遂げる。
⑤「難」を選ぶ:迷うことがあれば、迷わずに難がある道へ。難がないのは、無難な道。苦難・困難・災難がある道は、有難と書いて、有難い道。いつでも、挑戦へ向かう。
⑥仲間を「助ける」:誰もが投げ出したくなるような過酷な状況にある時こそ、自ら仲間に手を差し伸べ、自らも助けてほしいと言える環境を自らつくり、最高の結果に変えていく。
僕たちはスタートアップなので、メンバーそれぞれの業務範囲は広く、量も多いです。なので、⑥にある、「助ける環境」と「助けてほしいと言える環境」、これらをつくることが本当に大切だと思っています。

藤:

柿花の「みんなでやろう」っていう思想があるからですかね、会社の一体感というか、みんなの顔をみていて、風が吹く時というか、一つ決めたことをやりきる力みたいなものがありますね。

柿花:

そうだね、ぶつかりあって、成長していく。ぶつかりあって、自然と一体感あるチームになっていくイメージはあるね。そうして、山を登っていくごとに景色が変わっていくような。

藤:

ビジョンの実現に向かうことやその戦略のことを「山を登る」って言いますよね。僕は思うんですけど、山登りならやっぱりいい天気の日に登りたいじゃないですか。それはビジネスも一緒で、僕は、まずは山登りをするメンバーの雰囲気を大事にしたいと思っています。メンバーの雰囲気がよくない時は悪天候ということで、登るのをやめます。悪天候で登っても、パフォーマンスを出せませんし、事故の確率が上がるので。最高の雰囲気で登れば、いつも最高のパフォーマンスが出せると思っています。だから、メンバーのケアが、強いチームをつくることでもあり、強い戦略の一つでもありますね。まずは「人」、それから次が見えてくる、といつも感じています。
あとは、やっぱりいい天気の日に登った山って、登り切った後の景色が最高なんですよ。おいしいごはんとお酒とよく合います。TEAM・Nupp1みんなで、晴れた山の上に立ちましょう。

(デザイン:割石 裕太さん、写真:尾上恭大さん、聞き手/まとめ:ジェネシア・ベンチャーズ 吉田 愛)

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